【アレクサンダー・テクニークとは?】

 

アレクサンダー・テクニークは, 心身の不必要な緊張に気づき, これをやめていくことを学習します。

 

その手がかりとして頭・首・胴体の関係が重要であることが F.M.アレクサンダーの発見でした。

 

がんばればがんばるほど出来なくなるとか, 緊張をやめようとすればするほど緊張してしまうとか, 頭での考えと体での動きとのあいだには奇妙な関係があります。

 

頭と脊椎のあいだのプレッシャーが少なくなれば, 頭からの指令が体にとどくのも, 体からの情報が頭にとどくのも, 自由になり, 自分の心身を自由自在に使うことができるようになります。

 

音楽, ダンス, 演劇, スポーツにおけるパフォーマンスが向上し, 人間関係がらくに, 日常生活が快適になり, 病気や痛みが減っていきます。

 

 

(日本アレクサンダー・テクニーク協会HPより抜粋)

 

 

 

現在では、いくつかの国際団体がそれぞれにアレクサンダー教師トレーニングコースを開き、考え方も様々です。

欧米では、大半の音楽大学・演劇学校が正規の授業として取り入れており、スポーツ分野ではオリンピックのトレーニング法として採用される等、注目されています。

 

ファゴットにおいては、昨年日本でついに開催された「国際ダブルリードフェスティバル」でアレクサンダー・テクニークがプログラムに組み込まれました。